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最近は剣士の…
とろぉち
育ててます。
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本当に、本当にこればっかりは耐えられません。
我が愚弟、何を考えて発言したのでしょう。
もうだめだ。おしまいだ、こいつの人生。
美術展だか動物だか忘れましたが北海道から東京にはるばる何かが来たとかそんな話をしていたと思います。んで今度北海道にそれが戻っちゃうっていうんで、ちょっと東京まで見に行く?とか母が言い出したわけですね。
そこで弟のこの一言。
『北海道と東京ってどっちが近い?』
※栃木県在住(関東地方)で中学一年生
もおコイツは駄目だ。中一にもなってオマ…
本気で思いました。大変だぁ。
泣きたくなった。
今日も変な発言して遊びに出かけましたよ。
ぜんぜん関係ないけど俺はオタクじゃねえ!って方はこちらをどうぞ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1325597
五人名前が言えたらオタク認定ver2
ちなみに母にオタクだろうと言われるaroは3人でした。
てかサザエさんキャラの名前が出てこなかったのは単に物忘れ。
ちょっと調べてみたら個人的に苦手なジャンルのキャラが多かった…(´_`
もっとマイナーで古いのならイケる☆(吐血
十分ほど経っただろうか。
モンスターはすっかり動かなくなり、疲れた表情のアルグリットとリームがこちらに歩いてきた。
「つーかれーたよぉーう」
「しんど……」
ぐったりしつつも普段のノリを失わない所が、この二人の違いだろうか。リームはぐでっとロイスに寄りかかり、その拍子に前かがみになった背中をぐいぐいと押した。
「痛い痛い……」
「褒めろぉ、褒めんか君ぃ。アイツ強いんだぞー」
はいはい良く頑張った良く頑張った偉いねーと適当に言うと、彼女は満足そうに微笑んだ。アルグリットは寝ていた。そういえば、もう夜だ。今朝もトモヤ、寝不足だって言ってたっけ。ゴルディアにアルグリットを任せて、僕らは一度街へ戻った。
見覚えのある道をゆっくりと歩く。時々リームが眠そうに、私も背負えーなんて言ってゴルディアや僕に絡んでくる。会ってから数時間しか経っていないが、ずいぶん古い友人のように感じられた。帰り道の、ゆったりと流れる時間。それはとても懐かしいような気がして、幸せで、温かな一時だった。
街に近づくにつれ、だんだんとすれ違う人が増える。やがて、大きな人だかりにぶつかった。柔らかな雰囲気は消え、重苦しい空気がのしかかってくる。
「おい、これ、本当か?」
「デマじゃないかなぁ」
「リアルにタチ悪いぞ、これは」
人だかりの中心にあるのは、掲示板だった。すみません通してください、と謝りつつ割って入る。一際目立つ張り紙を見ると、ゴルディアは唖然として言った。
「……なんだこりゃあ……」
それには、こう書いてあった。
『とても重要なお知らせデス。本当に、本当に重要デス。大変な情報が入りまシタ。近々このゲームを巡ッテ、現実での戦争が行われマス。世界規模で情報を共有するこのゲームに目をつけたある弱小国家ガ、ウィルスを送ってデータを引き出そうとしていマス。そして、それに立ち向かう組織が存在しマス。そいつらが問題なのデス。やつらもこのゲームを利用して、兵士を揃えようと考えていマス。今すぐIDを消去しなイト、個人情報が漏れるだけでナク、戦争に参加せざるをえなくなりマス。私自身の力デハ、防ぐことが出来ないのデス。皆さん一人一人に協力してもらいたいのデス。兵士が居なけレバ、戦争はできまセン。最悪の事態は逃れられマス。少なくトモ、今皆さんの命が失われることは無くなりマス。だカラ、だから今すぐIDを消去して欲しいのデス。お願いしマス。世界のたメニ』
アルグリットも目を覚まし、四人で数分間に渡り張り紙を凝視した。もちろん皆の反応は同じだった。
「うさんくせぇ」
「うそじゃないの?」
「信じないぞ俺は」
「何だよこれ……」
渋い顔のアルグリット、眉をひそめるリーム、興味なさそうなゴルディア。そして理解できない僕。誰も張り紙を本気にしなかった。
だから、僕たちは戦争に巻き込まれたんだ。
長すぎる序章は、僕らの世界になっていたから。
あれから百二十年。日本は戦場だった。
いつしかゲームをプレイしていなかった人まで戦争に駆り出される。後悔したってどうしようもない。解かっていても、あの時信じていればと悔し涙が零れた。
現在ゲームを支配しているのは、「クリスト」という組織だ。この組織こそが、ゲームを利用して兵士を集めた張本人である。異議を唱えようが反発しようが、彼らは冷静に反乱分子を潰していった。
抹殺、という方法で。
だから今現在、やつらに反発しようなんて人間はいない。卑怯だなんて思う人もいない。命が惜しい者の賢明な判断だ。それは単に今刃向かって死ぬか、いつか戦場で死ぬかの違いなのだけれど。
ただ今日になって、誰もが従うことを拒むであろう命令が下った。
『兵士として採用する年齢を十五歳まで引き下げ、男女問わないものとする』
子供までも兵士にしようというのだ。
流石にこれには反発する大人が多かった。女子供を戦場に巻き込むな。それが全員の意思。しかしその一瞬の抵抗も虚しく、反対の声は潰されていった。
組織に対してのあやふやな不信感が大きく、そして確かなものになったのは、この時だった。あの人は組織の実験によって死んだ。彼女は組織を裏切って死んだ。僕は、機械として生きている。
苦痛だ。感情としての苦痛は確かに存在するのに、表情を作ることも出来るのに、眉間に皺を寄せたところで全く実感が無い。物を見ることも出来る。考えることも出来る。感情は存在する。ただ、人間としての感覚が欠落していた。
当然だ。機械なのだから。
こんな自問自答を、もう何万回繰り返したのだろうか。
しかし今すべきは、彼らに示すこと。
皆さん、どうか道を踏み外さないでください。
機械ながらに、祈りを捧げます。
微妙なところで切ってしまった。まあいいや(((((