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最近は剣士の…
とろぉち
育ててます。
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羨む事は心の糧となり
罪とは羨望や嫉妬を超えた自己満足の憎しみのことである。
そう信じていたい。
私は人を羨んでばかりいるのだから。
____
私は人に怒られないように生きてきた。
それは過去に怒られまくったからである。
自分の為に嘘ついたり、自分の為にごまかしたり、自分の為に壊したり、自分の為に傷つけたから怒られたのだと知ったのは、そんなに昔のことじゃない。
私は嫌われることを怖れる人間だ。
しかし私を叱ってくれた母親も、教師も、他人も、どんな大人だって、私は嫌いになった。
だって怒るんだもん。怖い人キライっていう感情は、誰にだってあるはず。
ただ、その人たちは……特に近しい家族や教師なんかは、私に嫌われることを怖れず、叱ってくれたのだ。
「私が嫌いだから怒るんだ」って言い訳して、怒りに混じった優しさや期待、哀しさに気付こうとしなかったのは、私だった。
ただ、小学校の担任は今でも嫌いだけどね。
私は嫌われることを怖れる人間だ。
だから私は人に「本気」でぶつかれない。壊して、傷つけてしまうのが怖いから。
アンタなんてキライ!って、大好きな人に言われたら、心が折れちゃうでしょう?
でも、その人を心配して怒るのであったら、それは決してマイナスの要素であるわけじゃない。
その人が気付ければ、その人は一歩前に進める。
その人が気付かなければ、その分教えてあげようと努力する。
それが優しさなのであって、そういう人ほど強いのだ。
私は嫌われることを怖れる人間だ。
だからきっと、私は悪魔なのだ。
ある時、中学校のスクールカウンセラーの先生に、こう聞かれた。
「天使と悪魔の違いって、何だと思う?」
今なら、こう答える。
「天使は誰かに優しい。悪魔は誰にも甘い」
きっとそうだと思い込む。
それを知ることで強くなりたいと願う。
それじゃあ、優しさと甘さの違いはなにかっていうことだけど。
それはとても単純だ。
ある家庭教師がいました。生徒はこの問題の答えが分からないといいました。
ある家庭教師は言いました。「ここの答えはこうだよ」
これが甘さです。
そして、
ある家庭教師は言いました。「これとこれを、この公式を使って解いてごらん」
これが優しさです。
大雑把に言えば。
でも、それくらい単純で、明確な分かれ道なんです。
だから私は、悪魔なんです。
この甘さが、私なんです。